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OEKO-TEX:emoji: Standard 100

1.OEKE-TEX® Standards 100とは

OEKO-TEX® Standard 100は、加工プロセスの別を問わず、繊維の原材料、中間製品、最終製品のそれぞれを対象とした試験と認証の仕組みであり、特定の団体、機関、組織との利害関係がない、独自のものです。認証の対象として認められる商品の例としては、原糸、染色済みの糸、加工処理を施した糸、布生地、染色済みの布地、加工処理を施した布地、編物、既製品(あらゆる種類の衣料、ホームテキスタイル、ベッドリネン、バスリネン、繊維を使用した遊具など)があります。

繊維産業やアパレル産業の企業各位を対象にご用意しておりますのが OEKO-TEX®評価基準リスト であり、繊維の製造にあっては事業組織がグローバルに展開し、また分業化が極端に進んでいる事情に照らし、科学的な根拠に基づく一律の基準として、繊維に含まれて問題となりうる物質の評価を目的とするものです。シルク寝具カバーセット、シルクパジャマなど、主なリリーシルク商品はOEKOの認証をいただきました。

また、OEKO-TEX®ラベルは、意識が高い最終消費者の皆様に向けて、衣料や、それ以外の繊維製品が素肌にやさしく、さらに安全性を確認済みという付加価値があることをメッセージとして発信します。したがって、この品質マークは繊維製品の購入にあたり、決め手として大いに役立ちます。

ラボ試験、製品分類

Oeko-Tex®の有害物質試験は、繊維を実際に使う場を常に想定して行います。製品が素肌に触れる頻度が大きくなるほど、繊維がヒューマンエコロジーの面で満足すべき要件は一層、厳しくなります。

これに対応できるよう 4つの製品分類 にクラス分けします。

製品分類 I: 3歳以下の乳児および幼児向け繊維製品(衣料品、遊具、ベッドリネン、バスリネンなど)

製品分類 II: 素肌に密着した状態で使用する繊維製品(下着、ベッドリネン、Tシャツなど)

製品分類 III: 素肌に密着しない状態で使用する繊維製品(ジャケット、コートなど)

製品分類 IV: インテリア用品(カーテン、テーブルクロス、ソファーカバーなど)

2.有効性を確かめる方法

Oeko-Tex®の認証登録証はその番号がわかれば、有効かどうかを絞り込んで確認できます。確認を行うときは、公式サイトで調査対象の認証登録証番号を検索欄に入力してください。認証番号を入力したら、製品分類クラスなどの詳しい情報は出てきます。